- 複雑なポーズを単純化して捉えたいけど、どうすれば良いかわからない
- もっとシンプルに簡単にポーズを描ける方法はないのか?
今回はそんな初心者の方やもっとイラストを上達させたいという方に向けたドローイングやラフ・人体のポーズを描く際に活かせる、〇〇力を鍛える方法をご紹介したいと思います!
と言っても難しいことをするわけではなく、簡単に誰でも取り入れることができると思います。
では早速答え言っちゃいますね♪ これらの問題を解決してくれるポイント💡それは、、
「シルエット」で捉える!
です。それだけ?って感じですよね。
これが結構効いてきます。シルエットで捉えると色んなメリットがあるんですよね。
この後にそのメリットや実際にどのようにして練習をするのか、など動画付きで説明していきますので、良かったら最後までお付き合いください。それではどうぞ。
シルエットでイラスト上達!3のメリット
- バランスの乱れや違和感に気付きやすくなる
- シンプルに捉えられるので、「これなら描けるかも」と抵抗感が減る
- 大事なポイントにフォーカスしやすくなる
要するに、情報量が減ることで簡略化して捉えられ分かりやすくなる!つまり、
単純化!
この単純化でものを捉える力が身につくワケなんです!
単純化することで何が良いかというと、インプットとアウトプットが容易になることです。
- インプットしやすくなると、
-
- 効率良く学習できる
- 理解のスピードが上がる
- 参考資料が見やすくなる
- アウトプットしやすくなると、
-
- 自分のイラストなどに落とし込みやすくなる
- 描くスピードが上がる
※例えば誰かに何かを説明してもらうとき、あれこれ色んな情報を言われても頭に入ってこないですよね?情報量が多すぎると覚えきれず、さらに何が重要なポイントか分かりずらくなるので、結果言っていることが記憶に残りにくくなります。なので要点を押さえ「要するに〜だよ」とシンプルに説明された方が圧倒的に覚えやすいですし、それを他の人にも説明しやすいですよね。それと同じです。
練習方法はこちら
では実際に、具体的なやり方を2パターンご紹介していきたいと思います!
自分にとってやりやすい方で練習してみてください^_^
ーその1ー 輪郭に沿ってアタリを取る
- ざっくり輪郭線に合わせてささっとアウトラインを取る
- その内側にある隙間(脇や股の部分など)をくり抜くイメージでアウトラインを取る
- 各パーツと外枠の隙間を意識しながらラフを描く
- 清書する
動画を使った実演
ポイント
この場合、股の間に隙間がありますよね?そこの形を意識して描くと良いと思います。
ーその2ー 四角などのフレームで囲ってからアタリを取る
- まずポーズをフレームに入れる要領で囲む
- そのアウトラインとポーズの輪郭線の間にある隙間(ネガティブシェイプ)をみながらその形のアタリを取る
- 隙間のシェイプ(形)の線を参考にしながら各パーツのアタリを取る
- 清書する
動画を使った実演
ポイント
ピンクで塗った部分が意識する隙間(ネガティブシェイプ)の部分です!最初のうちは先に隙間をピンクで塗ってからやると分かりやすいかもしれません。
まとめ
この練習を繰り返し行うことで、
「単純化」という、モノをシンプルに捉える力が身につく!
このように分かりやすく捉え直すというのは、絵を描く人にとっては必要不可欠なスキルと言って過言はないと思います!
現に様々なプロの方や書籍においても、この「単純化」の重要性を説いています。
もちろん、シルエットだけではなく立方体や円柱などの図形に直したりと、様々な場面でこのスキルは使われています!
皆さんもぜひチャレンジしてみてください。
以上、単純化する力の鍛え方でした!