こちらの記事では、ポーズなど立体でとらえるのが難しい方や初心者の方向けに
どうすれば立体的に描けるようになるのか、その具体的な練習方法を解説しています!
- 立体的に描くのが難しいと感じる
- 奥行きのあるポーズを描くときどうしても平面的に見えてしまう
今回ご紹介する方法を実践すれば、少しずつ立体的に捉える力が鍛えられると思います。
あなたもきっといろんな角度から見たキャラクターを描けるようになるはず!
こちらの記事は「お絵描き講座」で有名なウエダヒロマサ先生の授業で教わったことをもとに解説しています! ※ただし、この記事は授業で教わったことをもとに書いておりますので、こちらの本の内容と相違する場合があります。

では、実際どんなことをしていくかというと、、
- 長さ・幅・厚み(奥行き)の三次元で捉える
- 単純化して捉える
- 俯瞰やアオリの視点から練習する
これらを意識して練習を行っていきます。ちなみに練習に慣れてくれば10〜15分あればできちゃいます♪
さらに、最後にご紹介する日常で取り入れられるトレーニングは、スキマ時間でサクッとできますので乞うご期待です!
立体的に捉える練習① ー大きな箱で捉えるー
手順はこちら (アングル:俯瞰)
昔メタルギアソリッドというゲームで主人公がダンボールに身を隠すというのがあったんですけど、(分からない方はすみません笑)そんなイメージで全体を包み込むように描く

色分けする理由は、どこが前面や側面、上面なのかということを分かりやすくするためです。明確にすることで捉えやすくなります。(上面又は下面としてあるのは、アオリで見た場合下面が見え、俯瞰の場合上面が見えるため。つまり見える側を色分けする)

胴体を単純化して捉える。箱で捉えることで角度など理解しやすくなります。

例えば棒立ちの人間なら胴体と腕や脚は平行になってますよね?そんなイメージ各パーツを捉えていく。

これもさっきと同じように視認性を高め、理解しやすくするためです。(アオリの場合は下面、俯瞰の場合は上面が見える)

動画解説
ある程度描ける方や時短したい方向けのメニュー
基本的なやり方は上記のものと同じなんですが、こちらの場合は大きなボックスで描いたりする工程を省いています。中級者向けといった感じです。
手順はこちら
上記と同じようにまずは胴体を単純化して箱で捉える。
胴体のボックスを頼りに他のパーツを箱で捉え単純化していく。
色分けをしてどこまでがそれぞれの面にあたるのかを分かりやすくする。
これは先程の最初の手順、大きなボックスを描くを省いていきなり胴体から単純化していくメニューです。
もうすでにある程度描き慣れている方や、時短がしたい人にオススメの方法。
ただいきなり胴体やパーツをボックスで描いていくので、難しいと感じたら最初のトレーニングからやってみることをオススメします!
※注意点として最初は「アオリ」や「俯瞰」のアングルのポーズから始めることをオススメします!なぜなら水平のアングルで描くと、上半身はアオリになるけど下半身は俯瞰になったりと、ごちゃごちゃして捉えるのが難しくなるためです。
立体的に捉える練習② ー日常で使える練習方法ー
- 長さ・幅・厚みを意識してものを見る
- アングルを意識する
- どこからどう見てるのか?を考える
- 違う視点で見るとどう見えるのか?を考える
この4つの視点で人やモノを観察していくわけです。
例えば、職場の机においてあるコーヒーカップの長さ・幅・厚みはどれくらいだろう? アングルは俯瞰かなアオリかな? どんな角度から見ているのか? 違う角度で見るとどんな見え方になるのかな? といった感じです。
ちなみに「まだ立体的に捉えるのはちょっと、、、」「もっと手軽にポーズを描きたい」という方は、

※上記の記事ではポーズが簡単に描けるシルエットで描く方法を解説しています!また、「魅力的なポーズが描きたい!」 「ポーズを描いたときの違和感をなんとかしたい」 そんな方におすすめの記事です!
まとめ
- 長さ・幅・厚みを普段から意識しよう!
- ポーズを描くときは単純化してボックスに置き換えてみよう!
- また練習の際は「アオリ」や「俯瞰」から描き始めよう!
- ボックスが描けたら、それらを前面や側面、上面又は下面を色分けして塗ろう!
こうしたトレーニングは基礎的なものになるので、どうしても続けるのがめんどくさかったり億劫になってしまうこともあると思います。
僕もそうですが、仕事をしていたり家事に追われている方など時間をとるのが大変な人も多くいると思いますので、スキマ時間でコツコツトレーニングしていくと良いんじゃないかなと。
一つ一つのメニューは10〜15分くらいで出来るものになっているので、是非チャレンジしてみてください!
また他にも初心者向けの記事を書いておりますので、よかったらそちらも参考にしてみてください!

