こちらでは、イラストの基本である線の鍛え方についてご紹介!イラスト初心者の方がまず何から始めたらいいのか?
そんな疑問にご提案!まずは思ったように線を描くトレーニングをしてみてはいかがでしょうか?
- 線が思うように描けない
- 何度も描き直さないときれいな線が描けない
今回はそんな初心者の方に向けた簡単・手間なく、スキマ時間でできるトレーニングをご紹介したいと思います!
しかもこの練習は、、
たった5〜10分の時間さえあれば行える!
これなら忙しい人や、めんどくさがりの人でもできそうですよね。
この記事も、さくっと5分ほどで読めちゃいますよ♪
それでは参りましょう。
イラスト初心者向け:まずは線や図形で捉える練習をしよう
- 短時間でコツコツ続けやすい!(習慣化しやすい)
- 線がキレイに描けるようになってくると、模写でもデッサンでも線を描くあらゆるものでスキルが活かせる!
- 線画は一つ一つの線の集合体、つまり1本の線を鍛えることで全体の質も上がる!
- 単純な線や形を体に覚え込ませることで、単純化する時に役に立つ!
- 単調になりやすい(飽きやすい)
- 成果を実感できるまで時間がかかる
例えるなら筋トレです!地味な練習ではありますが、続けることでじわじわ効いてくると思います!
アーティストの砂糖ふくろうさんという方も、こうした線のトレーニングを今でも継続して行っているそうです!
今回のトレーニングは、その砂糖ふくろうさんに教えていただいたものと、きむうさんというアーティストの方に教わった方法をミックスさせてお伝えさせてもらってます!
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砂糖ふくろうさんについて詳しく知りたい方はこちら。
Twitter:@hakubi8888 -
きむうさんについて詳しく知りたい方はこちら。
Twitter:@1kimu_
練習方法はこちら
では実際に、やり方をご紹介していきたいと思います。
何から始めるかというと、、
- 縦・横・斜め・波線の線を描く
- 楕円を3つ描き(楕円を囲うように)その線の隙間に線を描いていく
- 平面の図形(〇、△、□)を描く
- 1点、2点透視図法を描く
ポイント
- 線を描く際、なるべく等間隔で描き、ある程度描けたら線と線の間の隙間にも線を描いていく
- 楕円はまず小中大の順番で円を描いていき、描けたらその隙間を線に接しないように描いていく
- 平面図形をどんどん描いて形を描くことに慣れる。まんべんなく描くのがポイント!
- 最後の立方体のやつは、今回線のトレーニングについてなので、透視図法って何!?という方は省いても構いません。余裕のある方はぜひやってみてください!パース感覚を身につけるトレーニングになっております。(点に向かって線をフリーハンドで描く)
動画を使った実演
- ワンストロークで描く!
- 角を閉じる!(図形の場合)
- ※タンジェントを避ける(重ねるか離す)
線と線が接している状態。つまり、タンジェントを避けるとは→オブジェクトなどを重ねるか離すことを指す。
ここまでは、プロのイラストレーターさんに教えていただいた方法になるのですが、
さらに僕はあともうひとつ意識してやっていることがあります。それは、、
リズムを取りながら線を描く!
理由は、リズムを取ることで余計なことを考えずに描くことに集中できるから!(メンタルスキーマを防ぐ)
練習の最中や前後に考えたり「ああしなきゃ、こうしなきゃ」と意識的にやろうとすると、かえって習得の妨げになってしまうことがあるそうです。これはメンタルスキーマといって、例えば何気なく意識せずともできていたものが、意識しだすとかえって上手くできなくなったという経験はないでしょうか?線を描くというのは「運動」なので、反射的に思ったように線がかけるようになるには、無意識的に行うことが重要だと考えます。※これはあくまで個人的な見解です
つまり、体に線の描き方を覚えさせるためにひたすらテンポよく描くというのがポイントです!
もちろん、考えたり意識するということも大切です!その場合は予め目標設定の際などに、意識する点やどういうふうにしようといった考えを練っておいて、いざ練習するときは何も考えず集中すると良いと思います!
リズムに合わせるとお伝えしましたが、音楽など音がある状態だとそちらに意識が行ってしまい、集中が削がれてしまうので、あくまで自分で頭の中でリズムを取ってやるイメージです。
ちなみにこちらのリズムを使ったものに関しては、胡散臭いなと思う場合は全然しなくても大丈夫です笑
興味があればやってみてください。
まとめ
この練習を繰り返し行うことで、
思ったように線が描けるようになる!
と思います。もちろん必ずこうなる!という保証はできませんが、実際僕自身もこのトレーニングをするようになってから、明らかに線のコントロール力が上がり、線画がきれいになったと実感しています!
- 線画を修正する回数が減った
- 以前よりも気持ちよく線が描ける
- 円の形もきれいになってきた
イラストは1本の線が積み重なったもの、つまり線の集合体、1本1本が全体の質を高める、「たかが線、されど線」です。
ぜひ、スキマ時間を活用して取り組んでみてください!線がコントロールできるようになってくると、きっとイラスト描くことがもっと楽しくなるはず!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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