今回は、ジェスチャードローイングをより上手く描くための3つのコツをご紹介したいと思います。世の中には上手い人ってたくさんいます。それは何度も何度も描いてきたからなわけですが、実はジェスチャードローイングには上手く見せるコツがあります。今回はそちらをご紹介していきます。
- それっぽく見えない
- 存在感のあるドローイングが描けない
上記でお悩みの方はとくに見ていただけると、簡単にそれっぽいジェスチャードローイングが描けるようになるかと思います。
結局のところ、ジェスチャードローイングのどんなところに注意して描けばそれらしく見えるのか、またあの上手い人はどんなところを意識して描いているのかなどなんとなく理解できるのではと。
これを知っているのと知らないのとでは、今後の成長の差に大きな違いが出ると言っても過言ではないと思います。
結論:ジェスドロを上手く見せたいならこの3つに注意せよ
それは、、
- 接地面
- オーバーラップ
- ビリーバブル
です!
なんだか聞きなれない言葉だな、、
確かに、普段耳にしない単語が多いと思います。では具体的にひとつずつ解説していきます。
接地面
まず最初に接地面ですが、
- 肩
- 腰
- 足
などの部分。
例えば立っている場合は足の裏や、手をついているポーズは手が地面に接していますよね?
その地面との接地面を直線的に描きましょう!
そうやって描くことで、実際にその場所に立っていたり座っていたりしているかのように見えるんです!たったこれだけで!? 不思議ですよね。
例えば立ちポーズを描く時に、なんか浮いてる感じがするんだよなって時は試しに描いてみてください。こういった工夫をすることでそのキャラクターの存在感を際立たせることが可能になりますよ。
オーバーラップ
続きまして、こちらは聞き慣れない言葉だと思いますが図で説明すると、
線と線がT字のように交わると、縦に交わった方の線が下に潜り込んでいるように見える!すると手前と奥に物体があるように見えるという仕組み。
これを意識することで、自在に遠近感を演出することができるようになります。例えば胴体よりも手前に腕がある場合、胴体のラインを腕のラインにT字のように交わらせることでどちらが手前か奥かをハッキリさせることはできます。
※イラストを描くときには紙もしくは画面に描きますよね?どちらも2D上に3Dを描いていくことになるのですが、こうしたテクニックを知っておくと、より立体的にポーズなどを描くことが出来るようになります。最初は意識して描くことが難しいですが、慣れてくると簡単に立体感出せるので楽しいと思います。
ビリーバブル
アンビリーバブルというのはテレビ番組などでよく聞いたことあるんじゃないでしょうか?意味は「信じられない」と言う意味ですよね。逆にビリーバブルは「信じられる」と言う意味なんです。
具体的にどういう意味かというと、「存在している」「生きているかのように感じる」つまり、「嘘っぽくないドローイング」ということです。
まるで今にも動き出しそうな人物の絵やイラストってありますよね?ああいう感覚のことです!さっき接地面でも触れましたが、そこに存在しているかのようなドローイングをすると言う事ですね。
それでここが重要なんですがその時に自分の印象をしっかりプッシュしつつ、かつ嘘っぽく(アンビリーバブル)にならないように心がけることです!
まあこうして偉そうに書いてますが、僕もけっこう描けなかったりします(笑)下記に具体的な例を載せておきましたので、もし良かったら参考にしてみてください^_^
「百聞は一見にしかず」です。
図解
- オーバーラップ
- 接地面
- ビリーバブル
すごく単純なことだけど
これが意外と難しい( ´Д`)y━・~~
とにかく練習あるのみ、、、
まとめ:上手く見せるコツは、「まず一つ一つやっていこう」
・最初のうちは3つを同時に意識しながらやるのは非常に難しいです。
まずは一つ一つできるところから始めていきましょう!意識しなくても描けるようになるために、何度もチャレンジしてみるのがオススメです。またジェスチャードローイングはデジタルではなくなるべく鉛筆と紙を使って描いたほうが良いとのこと。
ちなみに鉛筆は様々なものがありますが「大人の鉛筆」と言うものがあります。一言で言うと「シャーペン+鉛筆」のような良いとこ取りの優れた逸品で、砂糖ふくろうさんというイラストレーターの方がお勧めされていております。
ポイント UP 期間限定 ◆◆【北星鉛筆】 大人の鉛筆 芯削りセット OTP-680NST
僕も実際使ってみて描き味や発色が良かったので、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか?今回もご一読ありがとうございます。それではまた次回もお会いしましょう!さようなら(^ ^)