この記事では、さいとうなおきさんが提唱している3ヶ月上達法というイラスト練習法が、どれほど効果的なのか実際に検証し確かめた内容となっています。
- 最短で上手くなりたい人
- 確実に上手くなりたい人
- 好きなイラストレーターさんのようなイラストが描けるようになりたい人
どうすればイラストが上達するのか、どんな練習が必要なのかよく分からない。。そう思っている方たくさんいらっしゃると思います。特に効率的に最短で上手くなりたいと思うのが人のつねですよね。
ただそうは言っても一長一短で行かないのが現実。地道にコツコツ練習するしかないわけです。しかし今回ご紹介する3ヶ月上達法は、そんなあなたの希望を叶えてくれる練習方法と言えます。
というのも、実際に僕自身が検証してみた結果効果を実感出来たからです。
またTwitterのハッシュタグ(3ヶ月上達法)で検索すればたくさんの方がチャレンジしているのが分かると思います。中にはビフォーとアフターでめちゃくちゃ絵が上達している方もいらっしゃるので、刺激になりますね。
こうした3ヶ月という短いスパンでも効果を実感できる練習方法ですが、その分めちゃくちゃしんどいです。ビビらせるわけではないですが、素早く効果を実感できる分かなりハードな内容なのでそこは覚悟しておいたほうが良いかもしれません(笑)
3ヶ月上達法の「やり方」
では具体的な方法をご紹介していきます。
ポイント
- 心惹かれるイラストを探すこと!
- 参考にする作家さんを一人に絞る!
ポイント
- 練習ではなく、本番だと意識する!
- 自分が出来ることを最大限に駆使して、無理やりお手本に近づける!
- できればオリジナルで。難しい人は2次創作でもOK!
ポイント
- 気に入らないポイントを書き出す!
- 「全部ダメ」みたいに感情的にならないこと!
- 具体的にどこがどうダメなのか、事実の部分を細かく書き出す!
- 優先順位をつける。顔周りが最も優先度が高い!
ポイント
- あれもこれも練習しないようにする!一つに留めておく。
- 課題克服のための資料を探し勉強する!
- 漠然とやるのはNG!発見があるまでやってみる。
- 気づいたことや試したことなど言語化しておく!
ポイント
- 1巡目は問題や課題発見のための段階!
- 2巡目以降繰り返すことで上手くなる!
- 問題を発見→改善を繰り返す
- 余裕があれば途中で以前描いたイラストのリメイクをしてみると、成果を実感できてモチベーションが上がる!
※詳しく知りたい方はYou Tubeをご覧になるか、又は「3ヶ月上達法」の電子書籍もあります!(こちらは実際にメソッドを行なった方の実例も掲載しています)
1巡目
僕が参考にしたアーティスト
CHoneyさん:@choney1108
理由:デフォルメされたボディラインとセクシーな肌塗りが魅力的だからです。
気づいたこと
- 表情が硬い
- 髪の毛がうまく描けない
- 影の付け方がよくわからない
※その中で一番気になった「髪の毛の描き方」について、2巡目に向けて掘り下げてみることにしました!
やってみた感想
1巡目はまずとにかく描いてみる!って感じだったので楽しかったです。お手本を観察する中で気づきや発見がありワクワクしていました。
ただ肌の塗りや髪の毛など苦戦する場面が何度もありそこは非常につらいと感じました 。
一方で線画を少しぼかしたり色トレスなど使うことで塗りと馴染ませていたり、そうした発見ができたことはすごく良かったと感じています。
完成して見比べてみるとびっくりするくらい完成度に差がありへこむ要素もありますが、課題が明確になるので継続して取り組むと効果的だなと実感しました。
2巡目
気づいたこと
- 髪の毛の塗り方がよくわからない
- 肌の塗りのディティール
- 手を魅力的に描けない
- ポーズが硬い
- 背景がよくわからない
※今回は2巡目までとなっていますが、今後も「髪の毛の塗り方」を掘り下げて勉強していきたいと思います!
やってみた感想
1巡目よりもつらかったです。理由は2つあります。1つ目はまず何を描くのかで迷い、テーマやラフがなかなか決まらなかったこと。
2つ目は課題を意識しながらもっとより上手く書くためには?を意識しながら描いたので かなり疲れました。
ですが1巡目で浮き彫りになった課題を練習したことで、自分なりではありますが髪の毛の描き方がより理解でき、前回よりも上手く描けたのではと感じています。
今回時間の関係上2巡目までになっていますが、また機会があれば継続して取り組んでいきたいと思っています。
反省点として、まだまだ課題に対し掘り下げて練習できていないと感じましたので、次回はもっと掘り下げてより問題解決の精度を挙げていきたいと思います!
結論:最速で上達したいなら迷わず「3ヶ月上達法」!
この練習方法はいわゆる PDCAサイクルを使ったものです。さいとうなおき先生が動画でも言っていますが、
- Plan:計画 「理想の絵を探がす」
- DO:実行 「お手本を参考にしながらオリジナルを描く」
- Check:評価「お手本と比べて課題や問題点を明確にする」
- Action:改善「課題を克服するための練習をする」
このような 手順に則って行われます。
どんなことにも当てはまりますが、この手順を繰り返すことが上達への近道です。 特に大事なのが評価の部分。振り返ることで課題を明確にすることができ、すると問題解決しやすくなります!それによって上達していくわけですね。
なぜなら上手くなるって「出来ないことが出来るようになること」ですからねぇ。
是非皆さんもチャレンジしてみてください。継続するのは大変ですが、上手くなりたいならやる価値ありますよ。