こんにちは、MURASEです。
こちらの記事では、初心者の方が厚塗りする際にどんな本があると便利なのか、について一つの商品に絞って掘り下げています。さらにいうと、美少女キャラクターなど描きたい方にはとくにおすすめの内容になっています。
そんな方に向けて、僕自身が実際に購入し試してみて良かった、おすすめの本をご紹介します!
- 僕がおすすめする「mignonがしっかり教える肌塗りの秘訣」という本の商品レビュー
- 書籍を参考に制作した作品の公開
さっそくですが、この本を参考に描いてみたイラストはこちら↓
ちなみに、僕はこの本を読むまで厚塗りで肌を塗ったりしたことはありませんでした。そんな初心者の僕でもしっかりイラストとして作品を作ることができたので、きっとあなたも出来るはず。
解説:mignonがしっかり教える肌塗りの秘訣
こちらの書籍の核となるのは「マスク塗り」です。この方法を取り入れることで格段に厚塗りがしやすくなります。ただこちらはPhotoshopでの機能を使った解説になっており、クリスタの方は同じようにはできないみたいです、、、そちらはご了承ください。。
また本書では、実際の作品制作の流れ〜ラフから塗りまで〜の工程ごとに塗り方のポイントやコツを解説してくれています。個人的にはおなかや胸など、各パーツごとに塗り方のコツやランドマークを記載してくれているので、非常に参考になりました。ちなみに服などのパーツについても解説があります。
とくにランドマーク、、初心者の僕にとって見よう見マネでやるのは骨が折れるので、このようなアタリが描いてあるのはとても助かりました!
時短が出来るマスク塗りについて解説
マスク塗り:ベタ塗りレイヤーとマスク機能を使って、マスクの不透明度を調節して色の濃淡を表現するやり方
メリットは色のことを気にせず塗りに専念できること!通常なら色の混ざり具合などを見ながらスポイトでとって、、という作業を繰り返すわけですが、それすごく大変ですよね。
皆さんはどうかわかりませんが、初心者の僕にとってそれはすごく大きなハードルでした。しかしこのマスク塗りを実践してみて感じたことは、シンプルに色の濃淡だけに注力し塗ることが出来るので、すごく楽だなという印象でした。
しかも色自体はそれぞれ、全体の影、2影、3影などレイヤーごとに分けられているので扱いやすく、塗ってから色を変更したいときでも、カラーピッカーで変更するだけなのですごく便利です!
初心者に嬉しいブラシなどの特典がついてくる
実際にmignonさんが使用しているブラシセットや、肌塗り用のレイヤーパレットが付属しており、それをPhotoshopに読み込むことで使えるようになります!
やったことがない人にとっては、どんなブラシ使えば良いのか、またレイヤーをいちいち作って設定をして、、って面倒くさいですよね。そうした点にも配慮がされているところも良い感じですね。個人的にはブラシすごい使いやすくて気に入ってます!
動画での解説付き
全身ではないのが残念ですが、おへその基本的な描き方について動画で解説してくれています。本だけでは理解しにくいボカシ具合なども動画で見ることで、なんとか理解することができました!
しかし、動画では何気なく塗っているように見えてやってみるとなかなか難しかった、、、
それはさておき、動画解説はやはりあると便利で参考になると思います。あってよかったと思った部分はさきほどのボカシ具合同様、細かな手順(どれくらい手を加えているか)が見れる点ですね。
結論:Photoshopユーザーなら迷わずこれ!
厚塗りとはいえ油絵や油彩のような質感ではなく、美少女キャラクターなどの作画向きかなとは思います。こうした塗り方は凡庸性があると思います。とくにマスク塗りを覚えてしまえば、けっこう時短になって作業が楽になるのでおすすめですよ。
それに、肌塗りだけでもこうした塗り方できればぐっと厚み増しますし、絵のクオリティ上がるんじゃないかなと。(あくまで好みにもよりますが)
僕自身もっとはやくこの本に出会いたかった。。というのが本音です。自分が好きなイラストに近い塗り方ができかつ、マスク塗りで効率的に作業ができる。
こうしたプロの方のやり方を学び、それを自分の作品に落とし込んでいく。それ自体効率的な学習のひとつだと思うんですよね。なので、もし興味があれば実際に読んで確かめてみてください!