こちらの記事では実際に買ってみて、ぜひオススメしたいイラスト系書籍を紹介する記事となっております!
皆さんは今年一年を振り返っていかがだったでしょうか?
僕自身は、大学への入学そしてオンラインでの授業、このブログの運営など様々なことに挑戦できた一年でした。
そしてイラストの勉強に打ち込めた一年であったとも言えます。
そこで今回、そうした勉強のお供と言える役立つアイテムをご紹介!それは、、
※2021年、本当に買ってよかったイラスト系書籍ベスト5
順位つけるの難しかったです。なぜならどれも甲乙つけ難いほどの良書ばかりだからです。
僕自身「どうすれば上手くなるのか」を日頃からよく考えているのですが、今回ご紹介する書籍はどれも上達する上で欠かせないポイントを満たしているものばかりなので、よかったら参考にしてみてください。
それでは発表です!
第5位 もったいない!イラスト添削講座 〜さいとうなおき〜
特徴
さいとうなおきさんが、視聴者から寄せたれたイラストを添削し「どこを改善すれば良いのか?」を具体的に提案してくれるなんともありがたい一冊。
本来であれば自ら何が原因かを考え試行錯誤なければならないが、その手間を省きプロの視点からアドバイスがもらえるのは上達したい人からすれば目から鱗だ。
もちろん、自分で考え行動してみることはすごく大事なことであるが、こういった本や動画を参考にすることは非常に有意義だと感じた。
買ってよかったポイント
兎にも角にも「失敗から学べる」これが最大のポイント!失敗を分析することで次に活かすことができる。次に活かすことができるから成長できる。
しかし、そうと分かっていてもなかなかできないのは、自分が失敗した場合どうしても感情的になってしまうから。そこで登場するのがこの本。
言い方は少し乱暴かもしれないが「他人の失敗談」が載っている。ここがみそで他人のイラストだから客観的に失敗を観察することができる。
しかも大体がよくある失敗例を載せてくれているので、これ分かる!と分かりやすく素直に参考にすることができ、自身の作品にそのまま生かすことができる!こういった点で僕はおすすめしたい一冊です。
第4位 うまく描くの禁止 〜さいとうなおき〜
特徴
こちらもさいとうなおきさん著書、「絵がうまく描けない」「見てもらえない」「仕事がもらえない」「やる気が出ない」というイラストを描く人なら避けては通れない4つの悩みに、さいとうなおきさんが惜しげもなく解説してくれている本。
特徴として図解で説明してくれているのですごくわかりやすく、かつ具体的な方法が示されており、大体の悩みに対して幅広く対応しているイメージ。なので初心者の方にも持っていて損はない一冊だと思います。
買ってよかったポイント
以前からYouTubeで拝見させていただいていた「さいとうなおきさんの解説」ですが、非常にわかりやすく何より僕が個人的に良いと感じるのはしっかりとエビデンスが示されているということ。
精神論ではなく根拠を提示して解説してくれているので、効率的に学びたい人にとってはうってつけの内容だと思います。もちろん、絶対に正しいと示すものではありませんが、僕個人的には方法論などその通りだなと感じます。
もちろん人によるとは思いますが、個人的にはほとんどの悩みに当てはまるんじゃないかなと思うので、迷った時の道しるべとしてこの本を使うと良いかもしれません。そういった点がおすすめです!
第3位 MikaPikaZo 〜Mika PikaZo〜
特徴
3300円とイラスト集としてはお高い印象があるが、V R youTuberやゲーム、コラボ作品や初音ミクなど多岐にわたるMikaPikaZoさんの多彩なイラストの数々を網羅的に楽しめる画集になっている。
また書籍の巻末にはQ&Aと第してインタビュー記事が掲載されており、ファンにとってはたまらないものになってるんじゃないかなと思います。
というか高校卒業後、南米にデザインなどを勉強しに行っていたというのがこの人行動力すごいなと感じました。
買ってよかったポイント
とにかく勉強になる!僕は日頃アーティストさんのイラストを分析するのが日課になっているのですが、構図から配色まで余すところなく学ばせていただいております。
アーティストさんのこだわりのようなところが垣間見える瞬間が堪らなく好きです。特に僕個人がためになると感じているところは配色です。
色の使い方がすごく上手くてこれが僕が買ってよかったなと思う最大のポイントです!もちろん人によって良いと感じる部分は違うと思いますが、総合的に考えても非常にクオリティが高く、今の流行りを知る上でも買っておいて損はないと思います!
第2位 絵がふつうに上手くなる本 〜よー清水〜
特徴
絵を描き始めた人から上手くなりたい人、さらには仕事としてやっていきたい人まで幅広いニーズに応える網羅的な本。
特徴的な要素として、「プロの人が当たり前すぎて言語化できていない部分」に焦点を当て解説してくれている点だ。例えば参考資料の見方や具体的な観察の方法など、ありそうでなかった痒いところに手が届く一冊。
買ってよかったポイント
個人的に買ってよかったなと感じるのはズバリ「参考資料の見方」と「観察の方法と練習内容」以前から参考資料の見方について疑問があった。
というのも「参考資料を見ることは大切だ」と分かっていても、上手く自分のイメージに落とし込めなかったり、ただの模写みたいになってしまっていたからだ。
そういった悩みについてもズバッと解説してくれている点が僕にとっては非常にありがたかった。おそらく僕のように見方や観察で苦労している人は多いはず。そういった方にはぜひ読んでいただきたい本だ。
第一位 ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK 〜森倉円〜
特徴
言わずもがなあの「キズナアイ」の生みの親である森倉円さんのイラスト集です。
キズナアイのキャラクターイラストがあるのはもちろんのこと、女の子に焦点を当て森倉円さんらしい様々な女性を描いている。
また、ラフから完成までの手順を解説していたりと、実際どのように描いているのか学べるところもあるのが特徴。(※一枚のイラストのみ)
インタビューではキズナアイの誕生の経緯や創作へのこだわりなど、こちらもファンにとってはたまらない一冊。
買ってよかったポイント
とにかく線がきれい!僕は正直キズナアイのイラストしか知りませんでしたが、この本で一気にファンになりました!何よりキャラクターを魅力的に描く秘密が詰まった作品集だと思います。
個人的にはどのイラストをとってみても学べるとこしかないと思えるほどのクオリティで、ただただ買ってよかったと思いました。正直この本を分析してから自身の絵が上達したんじゃないかと思えるほどです(笑)
まあこれは僕の感覚的なところなので参考にはならないと思いますが、画集としても素晴らしいと思いますのでぜひおすすめです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
僕がこの一年意識していたことは「いかに効率的に学ぶか」ということでした。
今回ご紹介した書籍はどれもその条件を満たすものだったと思います。画集に関しては少し話が逸れてしまうかもしれませんが、やはりプロの方のイラストに触れて観察することは上達する上ですごく大事だと思います。
なので皆さんもここで紹介したものに限らず、自分が好きなアーティストさんの画集なりイラストを観察して学んでみてはいかがでしょうか。
それでは今年一年ありがとうございました!ここに訪れる方はきっと絵が上手くなりたいと思っている人たちだと思いますので、お互い来年からもがんばりましょう!では良いお年を。